プロダクトデザインのスケッチの種類

 
スケッチはプロダクトデザインの第一歩。今日は、「手書きスケッチの上達方法」を紹介します。


プロダクトデザインでよく使うスケッチは3種類:
  • ラフスケッチ
  • プレゼンテーションスケッチ
  • テクニカルスケッチ



1. ラフスケッチ

Yamaha Inpres X より

ラフスケッチは、デザイナーがアイデアをまとめるのに、最も良く使われます。みなマスターすべき基本中の基本です。


プロダクトのプロポーションや美しさはまず気にせず、アイデアを速く描きましょう。



2.  プレゼンテーションスケッチ


プレゼンテーションスケッチは、人に与える感覚、ブランドイメージを伝えるのによく使われます。


スケッチの中で一番難しいです。


このスタイルのスケッチは、実は描かれている情報量はとても少ない!上のスケッチでいうと、ドアがどのように開くか、取っ手はどこかは分かりません。サイドミラーすら表現していません。


感覚を表現するのが目的なので、不必要な情報はなるべく排除しているのです。有名デザイナーは、プレゼンテーションスケッチが上手い方がかなり多いです。


3.テクニカルスケッチ


テクニカルスケッチは、製造方法、パーツの組み合わ方を説明するスケッチです。最終的にはCADで描きますが、第一段階として、手で描くこともあります。